語っても語っても語り足りねぇ女の話
母 ジェーントウショウ
母の父 トウショウフリート
主な勝ち鞍
2003 CBC賞
2004 函館SS
2005 函館SS
2006 CBC賞
2006 セントウルS
↑ふぅ…良かった。函館SSとCBCしか勝っとらんかったらどうしようかと思った(笑)
まぁCBCもセントウルも施行条件いっしょなんですけどね(≧∇≦)
この仔はねぇ…
絵に描いたような
帯に短し襷に長し。
結果的にG1では足らんかった。
けどねぇ、燃やした。
私はこの仔にめちゃめちゃ情熱を燃やした。
燃やして燃やして燃やして燃やして
一酸化炭素中毒起こさなかったから
まだ生きてるんですの、私。
逆にシーイズトウショウで不完全燃焼起こしてたら、もしかしたら私は競馬やってないかもしれない、今。
数多のスターホース、
スーパーホース数あれど、
私にとって
本当に競馬とはなんぞや、
ブラッドスポーツとはなんぞや、
いろんなこと教えてくれた
愛すべき馬なのです。
彼女の父はサクラバクシンオー🌸
語りたいこと多々あれど、書き連ねたら3日じゃたりないので語りません!(≧∇≦)
駆け落ち同然で愛知に流れ着いた私を、文字通り救ってくれた馬。とだけ書き記しておきましょう。
彼女の母、ジェーントウショウは
さしたる競走成績を修めることはできませんでした。そしてジェーントウショウの父であるトウショウフリートもまた然り。準重賞の特別レースを勝った程度の馬でした。
しかしなぜか種牡馬となり、ジェーンの父親として名を連ねてくれました。
彼に私は救われているのです。
駆け落ち同然で愛知に流れ着く前の北海道でチンピラまがいの生活をしていた私(笑)
いよいよ切羽詰まり、今日の糧すらなくなるや否やで出会った函館の臥牛山特別。
2着に人気薄を連れてきてくれて、私に新天地でやり直すきっかけを与えてくれたフリート。
そのフリートの血を受け継ぐジェーンと、愛してやまないバクシンオーの仔。
そりゃ燃えますよ、煮えますよ。
「はぁ?バクシンオーでBMSフリート??」
私、はじめてシーイズトウショウの血統見た時笑いましたもん。なにこれ私に心血注がせる為だけに生まれてきたのこの仔!?って。
いま5時27分なんですが
あぁ、このあとシーイズとの出会いから引退までを書き連ねたらこれは寝れない明日の仕事に響くと言うことに気がつきました。
あの頃の私なら、最後まで書き切っていたかもしれないけれども…歳を重ねるということはなんと残酷なことでしょう。
指を動かすスタミナまでも奪い取るんです、ええ。
シーイズが昨日、天に旅立ちました。
シーイズにバシッと弔辞を捧げたいけれど、
自分の中で噛み砕いて…
いや。
その頃のこと振り返ったら、ねぇ。
沈黙は金なのかな。
けどもっと書きたいな………
まずはシーイズにお別れを告げよう。
そして、
シーイズと闘ったあの頃の私を振り返る余力がある時に、少しずつでもいい、書き足していこうかな。
世に名馬あり。けどそれは
テンポイントでもオグリでもディープでもない。
私の心を鷲掴みにしたG2勝ち馬。
貴女との出逢いと別れを、いつか語りつくせればいいなぁ…